学校紹介

校訓|自主 誠実 活力

    校章

    
    
 
校章のデザインは、光市の「ひ」の字と、丘にかかる希望の「虹」を組み合わせてデザインしたもので、3本の「虹」は校訓である『自主 誠実 活力』を表わし、未来に向けて飛躍し、発展する「光丘高等学校」をイメージしています。

     1期生  昭和58年4月  180名(4クラス) 入学
総合学科 1期生  平成13年4月  160名(4クラス) 入学

  平成30年度の在校生 (34・35・36期生)

   男子  女子  合 計  クラス数

1年生 

8  100  108  3 
2年生

10

108  118  3 
3年生 13  104  117  3 
 合 計 31  312  343  9 

  
  平成30年度 出身中学校別 人数

中学校名
人数
末武 46
熊毛 37
下松 30
太華 25
島田 30
浅江 22
久保 25
岐陽 22
光井 9
福川 11
周陽 15
附属光 5
室積 18
大和 1
その他 47

1 総合学科について


1-1 総合学科とは

【普通科と専門学科を総合した学科】

 総合学科はなぜつくられたのでしょう。

 高等学校の学科は、普通科教育を中心とした普通科と専門教育を中心とした専門学科(職業学科)の2学科があります。
 
 昭和23年の新制高等学校発足以来、この2学科制で平成5年まで行われてきました。

 しかし、みなさんが知っているとおり、社会は急激に変化し、人それぞれ様々な価値観を持つようになりました。
 
 当然、これまでの2学科制では、現在の高校生の能力・適性、興味・関心、進路等の変化に対応することが難しくなりました。

 また、普通科では進学を目的に、専門学科(職業学科)では就職を目的に、という固定的な考え方や、高校卒業後の進路を偏差値で
 決定するなどの問題点もありました。

 このような問題を解決するために、またより新しい時代に対応するために、現在の普通科と専門学科(職業学科)を総合するような
 新しい学科が創設されました。

 これが総合学科の始まりです。

 平成6年、全国に7校が設置され、平成9年には74校、平成17年には286校とその数を増やしています。

 時代のニーズにあった学科といえるのではないでしょうか。


1-2 総合学科の特色

【多様な選択科目・ガイダンスの充実・生きる力の育成】

 次に総合学科の特色は何でしょう。

(1)多様な選択科目

普通科と専門学科(職業学科)を総合するので、普通科目と専門科目を合わせた多様な教科・科目が開設されています。

 本校では80をこえる科目があります。

 みなさんは、この多様な科目の中から、自分の能力・適性、興味や関心、進路等にもとづいて、主体的に科目を選択します。
 
 自分が好きで選んだ科目を学習することから、学ぶことの楽しさや成就感を得ることができるでしょう。
 この総合学科の特色はよく食事の形式に例えられます。

 「バイキング形式」が総合学科で、「定食形式」が普通科や専門学科(職業学科)です。

 バイキング形式では、自分の好きなものを好きなだけ食べることができます。

 一方、定食形式は、あらかじめ必要なカロリー・バランス・量を考えて、一番最適な食事になっています。

 バイキング形式には、「自己管理」が必要ですが、定食形式は他人任せで、自己管理の必要はありません。

 総合学科は、自分のやりたいことができますが、自分で自分をしっかり管理しなければいけません。

 また、その結果も自分で責任を取らなければいけません。

 総合学科は自己責任を問う、きびしい学科ともいえるでしょう。

(2)ガイダンスの充実

 多様な科目から自分で科目を選ぶため、みなさんそれぞれ、時間割りが異なってきます。

 人と違う時間割りは、各自の進路(将来)実現を前提としているためです。

 将来自分は何になりたいのか、10年後自分は何をしているのかをよくよく考えていないと、進路選択も、科目選択もできません。

 このため総合学科は、将来の職業選択を視野に入れた進路への自覚を深める学習が必要になってきます。

 つまり「キャリア教育(職業教育)」を充実させなければいけません。

 まず、自己の進路への自覚を深める動機付けとして、1年次「産業社会と人間」という科目を開設しています。

 この科目は総合学科にしかありません。

 また1・2・3年次を通して、科目選択に対する助言や個人面談、「総合的な学習の時間」やLHRにおけるキャリアガイダンスなど、
 数多くの職業観・労働観の育成機会を設け、キャリア教育を充実させています。


(3)生きる力の育成

 「生きる力」の育成は、複雑・多様化した今の時代には欠かせない力です。

 総合学科は、普通科目と専門科目を有機的に履修することにより、学問的な考え方や知識を実践的・体験的な学習と関連づけることが
 できます。

 また、1年次の「産業社会と人間」、2・3年次の「総合的な学習の時間」では、実社会においてすぐに役に立つ「生きた力」を
 育てます。


2 本校総合学科について


2-1 目標

【学ぶ楽しさ・行きたいと思う気持ち】

 「上手に書くことを教えてくれるより、書くことの楽しさを教えて欲しい。
  一つでも多くの知識を詰め込んでもらうより、知ることの楽しさを教えて欲しい。
  よくできる人間をつくるより、生きたいと思う人間をつくって欲しい。
  知ることはいつだってできるのだ。
  知りたいと思う自分に行き着くことができさえすればいい」

 これは、歌手の加藤登紀子さんが言われた言葉です。この言葉は、まさに本校総合学科が目指している目標と言ってもよいと思います。

 総合学科の目標は、
「生徒の個性を生かした主体的な学習を通して、学ぶことの楽しさや成就感を体験させ、学習に対する意欲や態度を育てること」と、
「将来の職業選択を視野に入れた自己の進路への自覚を深めさせ、心豊かに主体的・創造的に生きていくことのできる資質や能力を育てること」
です。


2-2 育てたい生徒像

【21世紀の社会で活躍できる人】

 上記の目標を受けて、光丘高校でこのような人に育ってほしいという理想像をかかげました。

 それは、「21世紀の社会で積極的に活躍できる人」になってほしいということです。

 社会で活躍できる人とは、どんな人でしょうか。

 個性を持ち、夢を持って、自分に自信がある人ではないでしょうか。社会で活躍するために、光丘高校で自分に自信をつけてほしいと
 思います


育てたい生徒像



 自分に自信をつけるために、特にできるようになってほしいことが三つあります。

 一つ目は「総合的な学力を身につける」ことです。「総合的な学力」については、別の項で述べたいと思います。

 二つ目は、「コミュニケーション能力を高める」ことです。
 
 人前での発表や討論を行ったり、記録文やレポートを書いたりする機会をたくさん用意しています。
 
 また、校内ではクラス・学年をこえて話す機会をもうけ、校外でも、教員以外の大人と話す機会などをたくさん用意しています。
 
 これらに前向きに取り組むことで、確実に「コミュニケーション能力」は高まっていくと思います。

 三つ目は「基本的な生活習慣を身につける」ということです。
 
 きちんと挨拶する、提出物の期限や時間を守る、ルールやマナーを守る、整理整頓や清掃をきちんと行うなどといった、
 一人の社会人として常識的なことをきちんと身につけて欲しいと思います。
 
 これも、普段の学校生活をきちんと送ることで、自然に身についていくと思います。
 社会で一番必要とされるものは、「コミュニケーション能力」です。

 つまり人間関係を円滑に調整する能力のことです。

これを光丘高校で鍛えることによって、自分に自信をつけてもらいたいと思います。



校舎・校庭

正面写真

航空写真


    
  学校付近とアクセス方法(通学時間)

JR山陽本線 光駅より徒歩で15分

高水駅より自転車で50分

室積駅より自転車で40分
大和中学校より自転車と電車と徒歩で40分
末武中学校より自転車と電車と徒歩で40分
久保中学校より自転車と電車と徒歩で45分
鼓南中学校より自転車と電車と徒歩で60分